フィンランドの伝統的織り物であるルイユ織りのテクニックを利用し制作。
フィンランドでは昔、クマは星から降りてくると信じていました。クマ狩りをし、その全てを最大限に利用した後には、クマの頭蓋骨を木の先端の掲げ、他の部分の骨はその木の根元に埋葬する、というセレモニーもありました。それはクマがまた空に帰り、そしてまた降りてきてください、という祈りでありました。
もともとルイユは織り機の上で織り込んで行くものですが、織り機を自宅に持つ人が減り始めてから、針と糸で縫うように製作できる材料ができました。今回はその方法で作っています。