夜のゲレンデ

夜のゲレンデ

フィンランドに太陽が戻ってきてしばらく経ちました。真っ暗だった冬が終わり、今太陽が雪に生えて気持ち良い季節です。 北欧では夏と冬の違いがとても大きいですが、その大きな要素は気温と日照時間です。夏は白夜で全く暗くならない時期があるかと思えば、反対に冬は太陽が全く上らない時期もあるという訳です。...
トナカイ、オーロラ、ラップランド

トナカイ、オーロラ、ラップランド

私にとってフィンランドでの暮らしの中で大きく大切な部分を占めるのが自然です。 首都のヘルシンキであっても生活圏のなかに森や林、水辺があります。それぞれの地域にそれぞれあるので我が家も裏庭に出る感覚で森に入ることができます。 森には鳥はもちろん朝夕の薄暗い時間帯にはウサギにも出会います。先月には狐が窓の向こうをつつつーっと走っていきました。笑 川や池には種の異なるカモやタイミングが良いと白鳥にも出会えます。整備されたコースでは夏はジョギング、冬はクロカンをする人がいます。...
ヘルシンキ・ミュージックハウスの心遣い

ヘルシンキ・ミュージックハウスの心遣い

ヘルシンキの中心部、国会議事堂の斜向かいに2011年8月31日にオープンしたヘルシンキ・ミュージックハウス。建物はシベリウスアカデミー、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、そしてフィンランド放送交響楽団が主に利用しており、年間40−50ほどのコンサートが開かれています。建物内のスペースはコンサート以外の様々な目的にも貸し出しています。 建設前から話題の多いミュージックハウスでしたが、日本人の音響設計家、豊田泰久さんが音響を手がけたことにより、日本人にとってはますます気になる場所となりました。...
ヘルシンキの木造建築地域ヴァッリラ

ヘルシンキの木造建築地域ヴァッリラ

ヘルシンキは数カ所ですが1900年代初頭に開発された住宅街がまだ残っている地域があります。「残っている」というより、「残している」と言ったほうがいいでしょう。これらの地域は過去に何度も再開発の危機に直面しましたが幸い取り壊しを逃れて今に至っています。 その一つ、ヴァッリラはヘルシンキの中心地に最も近く、トラムでも行かれる地域です。...
フィンランドのレガシー:フィスカルス・ヴィレッジ

フィンランドのレガシー:フィスカルス・ヴィレッジ

先週土曜日。気温が−7℃、となかなか寒い朝。 週末ですが、 フィスカルス・ヴィレッジの研修があるために早起きです。 研修に参加するみんなでバスをチャーターしました。 ヘルシンキのセンターに9時集合。運転手はトントゥです。(笑) 予定より少し遅れてフィスカルス・ビレッジに到着。...