Rinteillä illalla
夜のゲレンデ

フィンランドに太陽が戻ってきてしばらく経ちました。真っ暗だった冬が終わり、今太陽が雪に生えて気持ち良い季節です。
北欧では夏と冬の違いがとても大きいですが、その大きな要素は気温と日照時間です。夏は白夜で全く暗くならない時期があるかと思えば、反対に冬は太陽が全く上らない時期もあるという訳です。
フィンランドの冬は大雑把に11月頃から4月頃までの6ヶ月ほどで一年の半分を占める訳ですが、厳密にはこの季節をさらに2つに分けることが出来ます。つまり、前半は日が短く暗く寒い時期。これをカーモスと呼びます。そして後半の真っ白の雪に太陽が気持ち良い季節。これを春冬と呼びます。フィンランドでは1年は四季ではなくて、春・夏・秋・カーモス・春冬の五季。
春冬には各地のスキーリゾートも賑やかですよ。クロカンコースはとても充実しているしメインですが、ダウンヒルも世界レベルのゲレンデもあります。以前友人たちと遊びに行った時のとこを思い出します・・・リフトで上がり、滑って降りる、を繰り返すのですが、降りる度にパブやカフェで休憩する、、、という、とんでもなくゆるいーいスキー遊び。さすがフィンランド人!と思ったものです。リフト券をフルに使おう、なんて全く考えないのね。
午後遅くまで賑わうゲレンデですが、流石に深夜はリフトはクローズ。ヒトが立ち去った深夜のゲレンデでは、きっと他の誰かが滑ってる。。。ような気がします。