Suomen metsä ja metsän eläimet-näyttely, Karuizawa, Japan
フィンランドの森と生き物展 軽井沢にて

9月13日から軽井沢のグランネ ハントヴァルクで開かれている「フィンランドの森と生き物展」。この展示はフィンランドの自然とそこで生きる生き物たちをテーマにしています。これはイラストレーションと織物をコンビとしてみる、私にとって一つの実験的な試みです。
フィンランドの自然から得たインスピレーションが絵の形となって表現されることと、織物の形になることとがあります。その2つが一体とならないことが私の中では悩みの一つではあるのですが、でも今回はそれをしっかり分けてしまい、別々に、でも並べて展示してみました。私の目にはこのセットがピタリと重なるものなのですが、見てくださる方にはどのように感じられるでしょうか。
数々の作品展を経験して来ましたが、参加が私一人というのは今回が初めてです。つまりこれを個展、というのでしょう。
一人で全てやる、ということがどういうことなのかを真剣に考えないままやることを決め、準備して来ましたが、今その意味がわかりました。体験してみないとわからないことが沢山ありますが、これもその一つでした。
一人でやる、ということは、全て一人でやるわけで、それは想像以上に大変なことでした。二人なら、仕事はいきなり2分の1になるわけです。これはとても大きなことです。
とても素晴らしい、私の作品にぴったりの環境で、初めての個展を開くことができて、とてもよかった。